「マーケティング」の悩みが一瞬で解決できるたった一言とは?

 そもそもマーケティングってよくわからない?もっと簡単に知りたい!

マーケティングとは?調べてみると辞書などには、「商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査、製造、輸送、保管、販売、宣伝などの全過程に渡って行う企業活動の総称」と書かれていたり、「企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにするための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す」などと記述されてたりする。でもこの表現だとなかなか自分に置き換えられず正直ピンと来ませんとね。だからこそマーケティングってなにやればいいかわからないって話も聞きます。が、そんな悩みも本日で解決します。今回は、我々がリアルの中から行き着いたある一言を使い、より簡単にマーケティングをご説明していきます。

マーケティングを一言でいうと?そのシンプルな答えとは?

マーケティングを簡単に一言で表現するなら?

難しいことは言わずに一言で言うなら、我々はこの一言に行き着きました。

「見つけてもらうこと」

「見つけてもらう」ために何をするのか?見つけてもらうための戦略を粛々と考える。

 

見つけてもらうことは商売の基礎中の基礎

これを考えておくと成約設計が組みやすくなる。さらに自分で考えられる応用力が身に付きます。どんなに時代が変化しようとも、この定義でマーケティングを捉えておくと、ものすごく変化に対応しやすくなります。マーケティングとは、見つけてもらうこと。世の中にはあなたと同じような商売をされている方がたくさんいらっしゃいます。

飲食店で絞り込んでみるとわかりやすいでしょうか。例えばラーメン屋さん。世の中にはラーメン屋がたくさんあります。全く自分とは関わりがない、知り合いでもない方にどのようにして自分のラーメン屋を知ってもらうのか。そもそも見つけてもらえるのか。

見つけてもらった上で、魅力が伝わり、これだったら行ってみようかな、と思っていただければ来店いただける可能性が生まれるのですか。そもそも知らない、見つけてもらえていない状態では、来店してくれる可能性はほぼゼロでしょう。(他の誰かの紹介で来店される可能性もありますが、全く紹介も何もなしで来店される確率というのは極めてゼロに近いでしょう。)そのために商売ではまず、見つけてもらうことが大事となります。そこでマーケティングとは何か?マーケティングとは見つけてもらうこと」と定義しておくと、、、

どうすれば見つけてもらうのか
見つけてもらった上で、
どのようにしていけば最終的に成約に結びつけるのか?
買い上げになるのか?ということを考えていくことが出来る。
この見つけてもらい方というのが、チラシであったりポスターであったり、テレビやラジオ新聞雑誌ホームページ、ランディングページ、FacebookなどのSNSの活用YouTubeでの動画の活用等の戦術、具体的な方法になっていくわけです。

無意味なお金と時間を使わないためには

あくまでもお客様になるであろう方が何を見ているのか。どこを情報源としているのか。そこを逆算した上で、その情報源としているであろう場所に、見つけてもらうために情報発信をするということが大切になってきます。この対象となる人に見つけてもらうために情報発信をどこにするのかこの考え方はとても大切な要素です。

これを考えずに情報発信をのべつまくなしに行っても、成約に結びつけることは難しいでしょう。例えば、これは極端な例ですが、オタク系のパソコン情報誌に、10代の女の子向けの化粧品の宣伝を出したとしても、効果は出ないでしょう。
そんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが、岡目八目と言いましょうか、自分がやっている時だとなかなかこれに気がつかないことが多い。お客様のいない場所に、情報を出してしまっている。広告であるならばお金を失うだけですし、これが例えばFacebook等であるとしたら書き込みをする時間が無駄になってしまう。まとめるとマーケティングとは見つけてもらうこととしてマーケティングにおいて大切になるのはお客様のいるところにその情報を出していくということ。さらにもう1段階応用を聞かせるとすると、その情報をとても有り難がってくれる場所に出すと、より効果的でしょう。

欲しがられている場所に商品を出す

例えば、日本にいて普段家にいて飲み水が貴重になるという場面はそうはないでしょう。このような水が当たり前にある場面では、ペットボトルの水は100円がいいところでしょう。では、砂漠のど真ん中で水がなくなった状態でさまよっているときに突然ペットボトルの水が売られているとしたらどうでしょうか?

砂漠で売られているそのペットボトルの水の値段は、1本10,000円。全く同じものであったとしても、場面が変われば、状態が違うのであれば、値段は跳ね上がります。需要と供給のバランスが大きく変わり、需要がものすごく大きい時に供給が少ないと、価格が跳ね上がる。そうです。単純にお客様がいるところに情報発信するという事は大事ですが、自分の商品がどのような場所や人に出していくと価格が跳ね上がるのか?

需要と供給において、圧倒的に需要が跳ね上がり、供給が少ない場所はどこなのか?その見せ方はどのようなものなのか?これを考えていくとより大きな需要をつかむことができ、さらに利益を大きく取ることができるでしょう。今挙げた情報は商売において非常に大事な要素になっています。経済学の当たり前の様子である需要と供給ですがこれを無視して考えてもいつまでたっても儲からない、なかなかお客様を獲得することができない。時間とお金に満足ができない環境に自分を追いやってしまいます。

自社の商品がどのようなところでどのような人から大切にされるのか需要が高まり、そして価格が上がるような供給の少ない場所に身をおけるのか。このような状態を作り上げる事はそう簡単ではありません。今までの業界の常識とは全くかけ離れたことをしていく必要があるかもしれません。この業界の常識とはかけ離れたところを狙いつつもお客様の需要を獲得できるそのポイントがあります。れは業界のナンバーワンと、オンリーワンを構築していくということです。

 

見つけてもらうための発想を生み出す質問集(簡易版)

☑︎そのコンテンツはお客様が求めているか?

☑︎競合と比べて何が優れているのか?

☑︎競合と比べて何が違うのか?

☑︎直接競合、間接競合とわずしっかり分析できているのか?

☑︎戦う市場性とその市場は分析できているのか?

☑︎正しく伝えられているのか?

☑︎正しく理解されているのか?

☑︎伝いたいお客様とは誰なのか?

☑︎伝えたいお客様に伝える術はなんなのか?

☑︎見つけてもらいう為に何が適切で最短なのか?

☑︎お客様の見えない「欲しい」は何なのか?

まだまだ考えられることはあるが、とにかく「見つけてもらう」ためにできることを考え、徹底的にリサーチ(3C分析)をしていく。

仮説、実行、検証の繰り返していく

最後は、出て来た結果(数字)を分析し、絶えず改善していく。これに他なりません。市場は常に動いているからです。仮に最初に上手くいったというようなビギナーズラックがあったとしても何事も長きにわたって継続し続けるビジネスである為には、これをやり続けることが重要と言っても過言ではないでしょう。(10年後には4〜5%の会社生存率)

書籍に色々なマーケティング論が書かれているが、単純だが僕が行き着いたのはシンプルにこれ
マーケティングとは、「見つけてもらうこと」
この「見つけてもらう」為にどのような戦略や動きが必要なのか。個々の環境や状態に応じてこのための戦略立て、それに伴った行動指針に準じて

テスト、検証を行い、改善し結果につなげていくこと。

 

いかがだったでしょうか。
少しはマーケティングについて整理できたのではないかと思います。
ぜひ今後のマーケティング活動に即活かしてみてください。

SNSマーケティングとは?~PR会社が考える~

SNSマーケティングは、企業や商品・サービスをまったく知らない消費者に認知してもらうPR効果があるのみならず、すでに商品・サービスのことを知っている消費者に対して、双方向のコミュニケーションを取っていこうとする段階でもその威力を発揮します。

企業がSNSマーケティングを行う最大の強みは、「SNSを介してユーザーと直接つながりを持てる」点にあります。

 

<生活者の購買購入モデル>

 

さらに、戦略PRとSNSを連動させることで、より一層大きな効果が期待できます。

 

カーツメディアワークスは、PR会社の強みを活かし、戦略PRと連動したサービスを強みとしています。

ユーザーとつながるためのSNSマーケティング設計、また刈り取りのためのデジタルプロモーションを総合的にご支援することが可能です。

 

SNSマーケティングの目的

 

カーツメディアワークスが提供するSNSマーケティングの大きな目的は、以下の3つです。

 

①ユーザーとのエンゲージメント強化

人口減少、爆発的な情報量の増加に伴い、TVCMなどによる認知拡大だけではカバーできないユーザーのファン化が企業にとって大きな課題となっています。

SNSを活用し、このカバーできないユーザー層のエンゲージメント強化を目指します。

 

②認知拡大

若い世代や特定の領域に興味関心を持っている層へは、費用対効果がよい広告配信プラットフォームが有効です。広告を利用した認知拡大を目指します。

 

インサイトの発掘

SNS上にあるユーザーの投稿を定量的に計測していくことにより、アンケート調査などでは発見できないユーザーの本当のインサイトの発掘を目指します。

 

▼ ユーザーとのエンゲージメント強化

 

記事の制作&投稿を行い、場合により広告配信を行い、エンゲージメントを伸ばしていきます。

エンゲージメントとは、「いいね」や「シェア」「コメント」等を総称して呼んでいます。

 

SNSに日々投稿していくこと業務は、さほど大変なことではないだろう」と思われるクライアント様もいらっしゃいますが、FacebookTwitterInstagramそれぞれに個別の特徴があり、エンゲージメントを伸ばしていく、リーチ数を増やしていくことは実際はそう簡単なものではありません。

ただコンテンツを作ればいいというわけではなく、いくつかのポイント、押さえるべきコツがあります。

 

まず、プラットフォームに合わせて、しっかりとした、愛を持ったコンテンツを配信していくこと、そしてユーザーへのサポートを充実させることが重要です。

 

また、新規でアカウントを立ち上げる場合は、記事を投稿しても誰にもリーチできない状況なので、立ち上げから効率的にフォロワーを集める方法も考えます。

目安として、最低でもまずは1,000フォロワーは獲得したいところです。

 

予算を投入し広告のみでフォロワーを獲得していくことも可能ですが、キャンペーンなどをうまく連携させ、効率の良い獲得を目指すのがおすすめです。

カーツメディアワークスには、キャンペーンと連携されたさまざまなフォロワー獲得実績があり、ノウハウも十分に蓄積しています。

またTwitterInstagramでは「いいね」を自動で付けてくれるツールもご用意しています。

 

さまざまなノウハウ、ツールを駆使することで、エンゲージメントをしっかりと伸ばせるアカウントに育てていくためのご支援を行っています。

 

<弊社事例>

・【SNSマーケティング成功事例】大手出版社のFacebook運用戦略

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1019/

・【SNSマーケティング成功事例】テレビドラマのファンベース構築

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1013/

・【海外向けFacebookマーケティング成功事例】有名映画のファンベース構築

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1021/

 

 

▼ 認知拡大

 

企業ブランドや商品・サービスをすでに認知している消費者に対して、より興味・関心を持ってもらい、他社製品よりも優れていると判断してもらうためにコミュニケーションの場を作っていくのが「ユーザーとのエンゲージメント強化」です。

 

さらに、SNSマーケティングは、企業や商品・サービスをまったく知らない消費者に対して認知してもらうためのPR効果もあります。

 

カーツメディアワークスがご提案するSNSマーケティングは、PR会社の強みを活かしたPR戦略と連動したサービスが強みです。

例えば「TV番組に取り上げられたい」というご要望に対して、マスメディア向けのPR施策をご提案することも可能ですが、SNSの特性を活用し、エッジが効いた低予算のPRキャンペーンを数多くご提案しています。

リアルなPR施策とSNS上で行うキャンペーン施策、この2つの相乗効果を狙うことで、想像以上の大きな効果が期待できます。

 

以下事例で、その効果をご確認ください。

 

<弊社事例>

・大手機械メーカーのSNS運用支援

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1059/

・大手ドラッグチェーン店のPR×SNS運用支援

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1061/

・<世界最大級>某「カメラ・写真映像」イベントのPR戦略

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1035/

・大手ヘアケアメーカーのPR×SNS戦略

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1027/

・海外高級ブランドのSNS「キャンペーン動画」配信

https://www.kartz.co.jp/case/detail.html$/cid/1060/

 

 

また、認知拡大には、SNS広告の利用も大変有効です。

FacebookInstagramTwitterそれぞれに特徴があり、精度が非常に高いため、広告プラットフォームとしても優秀です。

例えば、Twitter広告には独自の手法があり、関連するキーワードのトップインフルエンサーのみに配信したり、特定のアカウントのフォロワーだけに配信することが可能です。

弊社の事例で、競合会社の大規模イベントの来場者を狙って弊社の広告配信を行ったところ、大変大きな反響がありました。まさに、予想を大きく上回る成果が出た事例です。

 

FacebookInstagramTwitterそれぞれの特徴をよく理解した上で広告設計を行えば、SNS広告は非常に精度の高い優秀な広告プラットフォームだといえます。

 

インサイトの発掘

 

SNSマーケティングを進めていく上で、Googleのアナリティクスツールを使って分析している方も多いかと思います。

ただ、無料のツールではできることが限定されているため、ぜひ有料の分析ツール、解析ツールの利用も検討いただきたいのですが、中でも「口コミ解析ツール」はおすすめです。

 

この「口コミ解析ツール」。

企業がどう思われているか、商品がどう思われているか等、アンケート調査とはまた違った、ユーザーの生の声を定量的に見ることが可能な有力な解析ツールとなっています。

市場調査、商品・サービス企画、宣伝・広告、販売、サポートまでのあらゆる局面において、貴重な検討材料を手に入れることが可能です。

 

▼ ソーシャルリスニングとは?

 

ソーシャルメディアが普及し、消費者が積極的に情報発信を行うようになったことで、ソーシャルメディア上には実に大量の消費者の声が集まっています。

 

「ソーシャルリスニング」とは、SNSをはじめとしたソーシャルメディアから消費者の生の声を収集、分析し、マーケティングに役立てる手法のことです。

 

Twitter上の口コミを分析するだけでも、消費者の日常のふとした瞬間に発せられた大量の声を集めることができるため、従来のアンケート調査などでは見えてこなかった本当の生の声、インサイトを知ることができるというメリットがあります。

 

ソーシャルリスニングは、キャンペーン後の調査などといった活用方法に留まりません。

 

市場調査、商品・サービスの企画、宣伝・広告、販売、サポートなど、マーケティング活動のすべての局面でユーザーのインサイトを発掘し、ユーザーとのコミュニケーションに活用することが可能となるのです。

SNSマーケティングの効果と注意点

SNSマーケティングはどんな手法ですか?」 

このようなご質問を中小企業様(店舗様)の広報担当・経営者の方から良く聞かれます。
SNSを使ったマーケティングについて興味を持っているマーケティング担当者も多ですが、特徴を理解して上手く運用できずにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、SNSマーケティングについて具体的にどういったものなのか?また、その効果や注意点まで紹介していきます。目次 [hide]

1 SNSマーケティングとは?
2 SNSマーケティングで期待できる効果
3 SNSマーケティングの注意点
4 SNSの種類と特徴
5 マーケティングの目的に合わせたSNSの使い分け
6 ストック型・フロー型コンテンツとは
7 まとめ


SNSマーケティングとは?


SNSマーケティングとは、大手企業に限らず中小企業でもFacebookInstagram、LINEなどのソーシャルメディアを利用したマーケティング手法 のことです。 

検索エンジンによる集客とは異なり、SNSを活用した顧客コミュニケーションにより、企業や商品・サービスの認知と販売、更には顧客ロイヤリティ向上の測る価値を高めて、マーケティング効果が期待できます。 

たとえば、Twitterで発言力や影響力の高いアカウントを育てることができれば、多くの人に企業のことや商品の内容を知ってもらえます。 さらに、SNSはまだ商品の必要性に気づいていない潜在的な消費者とつながることができ、BtoCビジネスに適した一つのビジネスツールでもあるのです。 

また、現在では検索エンジンではなくSNSを使って情報収集する人も増えてきています。
そのため、SNSマーケティングの効果はこれから高まり続けることが予想されるでしょう。


SNSマーケティングで期待できる効果
 

企業または商品・サービスに愛着を持ってもらい、顧客のロイヤルティ向上を目指す、ブランディング戦略として使うのが一般的です。また、ファン化した顧客がインフルエンサーとして、企業の代わりに多くの顧客に情報発信をしてくれます。
SNSマーケティングを活用した場合、主な期待できる効果をご紹介します。 

 

低コストで実践できる

 

ユーザーに共感が得られる、希少性のある情報発信をすることにより、ユーザーに親近感を与え、ファン作りに最適です。 これがSNSマーケティングのポイントであり強みでもあります。
このポイントをつかむと、低コストで知名度の低い企業でもファンを獲得し集客に結び付けることができます。 また、広告費の面で見ても、既存メディアよりもはるかに安いコストで展開できますので、広告予算の限られた企業にもチャンスがあります。

 

情報の拡散

 

ユーザーは投稿に1クリックで「いいね」などのアクションを起こすことができます。ある投稿が多くの「いいね」を獲得したり、その投稿を友達に知らせる「シェア」をされれれば、拡散され、一気に認知度を高めることができます。 

 

顧客ロイヤリティの向上

 

最近の消費者行動の特徴として、SNSで情報を収集する人が増えていることがあげられます。 SNSは今や若年層だけでなく、全年代層に使われるメディアになっているため、有益な情報を発信すれば、CMのように多額の費用をかけずに、認知度の向上やブランディングを推進することも可能です。  

 

ブランディングに繋がる

 

SNSにて定期的に情報を提供することで、共感や親近感を与えてブランディングにもつながります。 なぜなら、企業側の消費者が自社・自社の商品に対してこのように感じてほしいという考えが、消費者のイメージを一致させて、価値を感じてもらうことができます。逆にブランディングに失敗すると、商品が売れなかったり、不本意な価格競争を強いられたりしてしまいます。 

 

認知度アップ

 

自社や自社サービスの認知度を高めるためにSNSを活用して情報を発信したり、消費者の声をダイレクトに耳を傾けたりすることができます。
うまくSNSマーケティングを実践できれば、認知度を高めるだけではなく消費者から親近感や共感を得て自社のファンになってもらえる可能性もあります。
サービスや商品のスペックや独自性だけではなかなか差別化が困難な現代においては、イメージ価値の向上、認知度アップを図ることができル非常に効果的なマーケティング手法です。 

 

オウンドメディアの他サイトへの誘導

 

ホームページは「どう作るか」も大切ですが「どう活用するか」ということもまた大切です。
せっかくビジネスのためにホームページを作っても、誰ひとり訪問されないのでは当然ながらなんの反応もありません。
ホームページに訪れてもらうためにまずは、企業(お店)が提供している商品やサービスに興味を持ってもらうことが必要です。 そのために、SNSは有効的なツールです。
検索エンジンに評価されるためのSEO検索エンジン最適化)で効果を出すためには、一定の時間が必要です。 しかしSNSは即効性があるので、ホームページができたばかりの初期段階にはアクセスアップにとても有効的です。 顧客を自社ホームページや商品ページへ誘導する手段は数多く存在します。 そのため、各手段を上手く活用するには、自社サイトへ誘導するターゲットを明確にすることと、各手段の利点を理解する必要があります。

 

SNSマーケティングの注意点

 

企業がSNSを活用することの最大のデメリットは、「炎上」リスクがある点です。 SNSは気軽に発信できる反面、誤った情報や不適切な情報がすぐ拡散してしまう可能性もあり、企業が活用する場合は、事実確認が取れていない情報やセンシティブな発信はしないといったルールや、万が一炎上してしまった際の対応を事前に決めておく必要があります。 また広告と違い、効果が出るまでには時間がかかります。そのため時間をかけてじっくりとユーザーとの関係性を構築していくという意識を持たなければなりません。

 

SNSの種類と特徴
 

SNSはそれぞれに特徴があり、公開タイプや、実名か匿名か、などがあります。 

 

公開タイプ オープン型とクローズド型

 

これは、SNSに投稿した内容が不特定多数に公開されるか、特定のユーザーにしか公開されないかの違いです。 オープン型は公開され、クローズド型は特定ユーザーのみになります。 企業アカウントの場合はオープン型が基本になると思いますが、ユーザーを囲い込みたい場合やブランドロイヤリティを高めたい場合にはクローズド型を使うほうがいいでしょう。 

 

実名と匿名

 

多くのSNSは匿名性ですが、Facebookは実名制(匿名での登録は推奨されていない)です。 企業が利用する場合は企業名やサービス名で登録するため大きな違いはありませんが、一般ユーザー側では個人情報流出の警戒から匿名性が好まれます。 また、匿名性の場合、芸能人の名前を使ったり、一人で複数のアカウントを作るユーザーもいます。 本名を隠せる分、本心を投稿しやすくなったり、暴力的な投稿をしたりもするためどちらにもメリット、デメリットがあると言えます。 

 

ハッシュタグ

 

ハッシュタグとは、Twitterが発祥の情報共有のためのラベルです。 「#」マークにキーワードをつけ、前後に半角スペースを付けると、そのタグがリンクになります。 そのリンクをクリックすると、それと同じキーワードの付いた投稿が検索できます。 これによって同じ趣味、場所、食べ物など、あらゆる言葉で情報の共有をすることができます。 これもSNS文化の大きな特徴と言えるでしょう。拡散の仕組み

SNSには「情報が拡散するしくみ」があります。 Facebookであれば「シェア」や「いいね」、Twitterであれば「リツイート」の機能によって、他人の投稿を自分のフォロワーに共有できます。 Twitterはオープン型でもあるため、投稿が不特定多数に見られるため、拡散性が高いSNSでもあります。

 

脚光を浴びるインフルエンサー

 

SNSの広がりとともに登場したのがインフルエンサーと呼ばれる人たちです。 Instagramでは「インスタグラマー」、Youtubeでは「ユーチューバー」とも呼ばれます。 この人たちはSNSの中で数万人~数百万人のフォロワーを抱え、情報拡散の核になります。 インフルエンサーとのタイアップ広告の市場も拡大しており、重要なSNSマーケティングの手法と言えるでしょう。 アメリカのインフルエンサーマーケティング会社、Mediakixは、インフルエンサーマーケティングが10億ドルの業界になり、成長を続けると予想されています。 インフルエンサーは、ブランド認知度、ブランドの親和性、成長(社会的およびウェブトラフィック、コンテンツ、および売上としてカウントされます)のいずれかを引き起こす可能性があります。 インフルエンサーは売上を増やすこともできますが、インフルエンサーマーケティングは意識、親和性、成長を高めるのに最適です。これらの目標を最優先事項としてアプローチすれば、より効果的です。 

 

マーケティングの目的に合わせたSNSの使い分け

 

SNSを活用し、具体的な成果に結びつけるためには、それぞれのSNSの個性を把握し、 自社ビジネスにあった使い方をする必要があります。 

 

投稿形式

 

その中でもまずは投稿形式を把握しましょう。
今のSNSの投稿形式は「テキスト」「画像」「動画」が主なものです。 

SNS別には、
Facebook=テキスト+画像
Twitter =テキスト+画像
Instagram =画像・動画+(説明テキスト)
Youtube =動画+(説明テキスト)
となっています。 

 

リンクの投稿

 

Webサイトへの誘導を目的にした場合、FacebookTwitterが親和性が高いでしょう。 Instagramはプロフィールの1か所のみで投稿時にはWebリンクは挿入できません。 Youtubeは説明テキストにリンクを入れることができますが、動画コンテンツがメインとなりますのでWebへの誘導性は強いとは言えません。
このように見ると、目的に合ったSNSの使い分けが見えてきます。 ブランディングが目的の場合、視覚的に訴求しつつブランドイメージと認知度アップすることが求められます。
それに適したものはFacebookInstagramYoutubeです。
Web集客の場合はWebリンクが挿入できるFacebookTwitterが向いています。 

 

ストック型・フロー型コンテンツとは
 

企業によるSNS活用の上で、コンテンツの概念も把握しておくことが大切です。
コンテンツには「ストックコンテンツ」と「フローコンテンツ」があり、 主に時間の経過による価値の変動によって、分けることができます。
時間が経過しても価値が失われないコンテンツをストック型、
時間の経過と共に価値が失われてしまうコンテンツをフロー型と言います。
コンテンツを運用するにあたり、どの種類のコンテンツが自社サービスに適しているかを理解することで より効果的にコンテンツを利用することができます。 

 

ストック型コンテンツについて

 

ストック型コンテンツは、先ほどもお伝えした通り、 「時間が経過しても価値が失われないコンテンツ」のことです。
その名の通り、情報が蓄積されることで価値を生み出すコンテンツです。
なので、旬な話題ではなく、時期を問わず検索されるであろう情報を掲載します。 具体例としては、クックパッドのレシピやWikipediaの情報、 各会社のホームページに掲載されるブログなどが該当します。
読者が読む時期を問わず、常に有益な情報として存在しているコンテンツです。
ストック型コンテンツのメリットは、まず時期を問わず安定したアクセスが見込めるということ。
次に、ストックした記事が増えればそれだけ全体のアクセスが増え、底上げ効果があるということ。
そして最後に、過去の記事の価値が劣化しないため、 サイトのファンが減少しにくいことが挙げられます。
一方でデメリットは、全体の記事の数が増えないとなかなか効果が得られにくいことや、 誰もが検索しやすい身近なテーマを扱うことが多いため、競合サイトが多いということがあります。
 

フロー型コンテンツについて

 

フロー型コンテンツは、ストック型の逆を言います。 要するに、「時間が経過すると共に価値が失われてしまうコンテンツ」のことを指します。
ストック型とは逆に、旬でタイムリーな話題を扱います。 具体例としては、Yahoo!ニュースや今年のトレンドを扱った記事などがあります。
フロー型コンテンツのメリットは、情報が旬なので一気にアクセスが集中しやすいということです。 検索エンジンからの流入だけでなく、twitterFacebookで拡散されることも多く、 短期間でアクセスを獲得することができます。
一方でデメリットは、旬な時期を過ぎてしまうとコンテンツとしての価値がなくなるということ。 また、同時期に類似した記事も多く出るためオリジナリティがなければ埋もれてしまい、 そうなるとアクセスが得られにくいということも言えます。

 

まとめ
 

SNSはこれまで難しかったユーザーとのコミュニケーションが気軽にできるというメリットがあることから、多くの企業がマーケティングに活用しています。
しかしその気軽さゆえ、使い方を誤ると炎上してしまい、かえって企業イメージを損ねることになってしまうデメリットもあるため、活用にはしっかりとした運用管理体制をつくり、担当者にはリテラシー教育を行うことが重要です。
SNSの利用者が増加しており、検索ツールとしてもSNSが活用されているという時代です。 

SNSの特徴を踏まえたうで、SNSマーケティングを実践して、他社との差別化や売上の増加をはかってみてはいかがでしょうか。

ソーシャルメディアのスコアをビジネス活用

マーケティング戦略の中で、ポジション戦略は非常に重要な項目の1つです。これはソーシャルメディアを運用する時にも同様で、ポジション戦略を理解した上で運用を行う事が重要となります。”自身の アカウント・情報の独自性” と ”顧客が求めている情報” を上手くキャチボールして、自分のアカウントを価値があるものとして認めてもらう事が大切です。

こうした「3C戦略をもとにしたソーシャルメディア運営が重要だ」という話を前回の記事では紹介し、各「C」の特徴とその具体的な分析方法を中心に話を展開しました。

そして今回の記事では、製品を販売する際にもマーケットのトレンドや規模、購入見込みのあるユーザーの分析を行う事が重要だということを、より深く「C」が持つ意味と戦略を立てる上での役割に関して詳しく解説しながらご紹介します。

ソーシャルメディアの顧客分析戦略について

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3C戦略というのはマーケティング戦略を組み立てて行く上で非常に重要な要素なのですが、それぞれ「C」が持つ意味や役割は大きく異なります。例えば、今回紹介するCustomerの「C」は自社の顧客やユーザーを分析する上でよく活用されます。

市場・マーケット調査などは主にCustomerの「C」に該当するリサーチで、どんな人が自社商品の購入または利用する可能性があるのか、さらにその人たちが潜在的に持っている課題は何なのかというのを明確にしていきます。

ソーシャルメディアを活用して自分のアカウントブランディングして行く際には、市場・マーケット調査のように実際に自分の発信する情報を求めているユーザーを事前に理解して行く必要があります。

主にソーシャルメディア運営でのCustomerの「C」を理解する上で、以下の項目を明確にしておく必要があります。

1. 自身のアカウントで行うソーシャルメディアの顧客分析とは何?
2. ソーシャルメディア運営において、なぜ顧客分析が必要?
3. 実際にソーシャルメディア上でどのように顧客分析を行えば良い?

 

1. 自身のアカウントで行うソーシャルメディアの顧客分析とは何?

企業活動を行う上でマーケットや顧客のニーズをリサーチする理由はわかりますが、何故ソーシャルメディアでもその必要があるのかという事に疑問を持った方もいるかもしれません。その答えとして、「自分のアカウントを適切なポジションでフォロワーから評価してもらう必要がある」という事が挙げられます。

ソーシャルメディアを活用する際に、自分の思った事やイベント・記事の紹介などをよく投稿される方をよく見かける事があります。もちろん、情報を発信する1つの個人メディアなので、情報を発信する事自体は大切な事です。ただ、その投稿を見る側の視点に立って今まで投稿した事はあるのでしょうか。

ビジネスの現場では情報は重要な資産の1つです。特にリアルタイムの情報を中心にアドバイスを行うコンサルタントマーケティングなどの仕事では、如何に新規性があり、かつクライアントの事業に貢献できる情報を提供できるかどうかが良好な関係を築く上でも重要な要素の1つとなります。

自分アカウントという1つのメディアを通じて発信される情報は、今や友だちだけではなくソーシャルメディアをとおしてつながっているビジネス関連の人や、「いいね」や「リツイート」、「シェア」などのアクションがあればその先にあるさらなるつながりにも影響してくる可能性があります。

ですので、事前に自分の発信する情報がフォロワーやつながりにとってどのような影響があり、有益かどうかという事を分析しておく事は非常に重要で、ここで呼ばれる顧客というのは自分自身の発信する情報の受け手という事になります。
  

2. ソーシャルメディアで顧客分析が必要な理由

ソーシャルメディア上で顧客分析を行うという事は、自身の将来のフォロワーを事前に分析する事と同じ事を指します。最近はボットフォロワーというのも広まったため、フォロワーの数が多いだけでは本来のソーシャルメディアの持つ価値を定量的に評価する事は難しいです。そこで、自分の発信している情報を事前に好む可能性が高くファンになりやすいフォロワーの特性を事前に分析し、その人の趣向に合った情報発信が重要になります。

マーケティング、特にソーシャルメディアを専門的に扱う領域であればソーシャルメディアを軸にしたマーケティング情報や事例などを定期的に発信し続ける事によって、その情報を求めている人たちが自分のフォロワーになる可能性が考えられます。

まずは、情報を発信する以前に自分のアカウントを将来フォローしてくれる可能性のある人たちが求めている情報は何かを定義する事で、より自分が狙った層の人たちをフォロワーとして惹き付ける確率を上げる事ができます。
  

3. ソーシャルメディアでの顧客分析方法

ソーシャルメディア上で顧客分析をする際には、主に以下の点に着目します。

・ターゲットとするソーシャルメディアアカウントのプロフィール
・ターゲットとするソーシャルメディアアカウントが発信している情報
・ターゲットとするソーシャルメディアアカウントのつながり

以上の情報をもとに、自分のソーシャルメディアアカウントからターゲットとする人に情報を見てもらう、さらにつながりを作る方法を考えます。

もちろん、自らアクションを起こさなければ相手は自分の存在に気付かない、もしくは気付いていてもアクションを起こさないという事が多いので、ファーストコンタクトは自分から行うようにします。

セールス用語でプッシュ型営業とプル型営業という言葉がありますがこちら側から起こすアクションと、相手方から起こすアクションを上手く使いわけてつながりを作っていく事が重要です。

 

まとめ

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今回はソーシャルメディアを活用した顧客分析に関して紹介しました。製品を販売する際にもマーケットのトレンドや規模、購入見込みのあるユーザーの分析を行う事は非常に重要です。

特に製品(ここでは自分自身のソーシャルアカウント)がすでに市場で出回っている際には、競合を含めて分析を行い、その情報をもとにしたポジションが非常に重要になってきます。

自身のポジションニング戦略だけではなく、フォロワーとの良好な関係を築く上でも発信する情報をフォロワーのニーズに合わせていく事はとても重要な事です。一度切りの関係ではなく、実際にビジネスを一緒に作ったり、新しい事を始めたりする上で相手がどのような情報の発信者なのか、お互いに理解していると話もスムーズに進んでいきます。

また、単にソーシャルマーケティングの枠だけに捉われるのでは無く、プル型営業とプッシュ型営業の理論も組み合わせる事でよりフォロワーとの関係を親密に構築していく事もできます。これも顧客分析を十分に行って始めてできる事なので、まずはターゲットとなるアカウント像を明確にする事が大切です。

SNSマーケティングとは?

SNSが普及して約10年となる今、「デジタルマーケティング」総称となり、「Webマーケティング」や「SNSマーケティング」とより細分化され、多くのマーケティング手法やフレームワークが列挙されるようになりました。

そのため、SNSマーケティングを勧める情報を耳にしますが、そもそもSNSマーケティングとは何をしたらいいのか?自社のSNS公式アカウントを開設しているが、それでは足りていないのか?!など疑問も多いのも事実です。
今回は、SNSマーケティングで何をしたらいいのか?また、何を指標にして成果とするべきか?を確認したいと思います。

 

目次
SNSマーケティングが目指すところ
SNSマーケティングで、カスタマージャーニーにSNSで接点をもつ!
SNSマーケティングでやるべきこと=SNS運用のきほん
SNSマーケティングのメリット
SNSマーケティングのデメリット(運用の注意点)
・企業のKGIをサポートするKPI
・まとめ:SNSユーザーが増えたことは事実、その対策が必要

 

SNSマーケティングが目指すところ

SNSマーケティングは、SNSの長所となる「拡散」・「流入」・「交流」を活用します。
決して「炎上」して「バズる」ことではなく、丁寧にコミュニティを育成することで得られる効能です。

・サービスや商品の認知
・サービスへの流入
・商材や企業のブランディング
・顕在顧客との交流・接点
・潜在顧客、見込み客層への接点
など

SNSマーケティングで、カスタマージャーニーにSNSで接点をもつ!

SNS上での接点がカスタマージャーニーを循環型に変え、顕在顧客との関係を有効にし、その内容を観た潜在顧客が興味を持つ流れを作りやすいのがSNSです。
認知と検討のフェーズで潜在時期のユーザーは、マス広告だけではなくWEBやSNSで最新情報と、リアルな口コミを検索します。スマホタブレットの普及でこの間はとても濃厚な情報収集期間となります。

イメージ図:カスタマージャーニーとSNSの接点

SNSマーケティングでやるべきこと=SNS運用のきほん

SNSマーケティングは、SNS運用のフルスペックを実施することだと言っても過言ではありません。
担当者は運用リソースの課題も考えらるところですが、 ファン化を目指す上でのSNSマーケティングは、キャンペーン以外は長期で地道な運用作業となります。

まずは「ファン化」以前の潜在顧客を顕在化することを目指して、実施できるものから運用スケジュールに加え活性化してはいかかでしょうか。

※◎がついているものは必須。

<情報発信>

公式情報の発信 SNSで検索された場合に公式情報にヒットするようにオーガニックリーチ、オーガニックインプレッションの対策となる最新情報も公式アカウントから発信する。
(新サービス・新商品などの紹介投稿など。)
オーガニック投稿 オリジナルの通常投稿(オーガニック投稿)による情報発信。SNSユーザーに親近感がもたれるような投稿をするなど、アカウントの方向性(トンマナ)を策定する必要がある。
1日の投稿回数はSNS(プラットフォーム)によって工夫が必要。

 

<交流>

コメント返信 SNSユーザーからのコメントに返信(商材への質問など返信する)。
  エンゲージメント対応 ユーザーやファンが自社商材について投稿した際に「いいね!」などで公式アカウントとして反応。
  アクティブサポート 潜在顧客が自社商材について投稿していたら、リプライし直接コンタクトをとる。 SNS上の無数にある投稿から該当者を発掘することが重要。

 

<拡散>

SNS
(自社アカウント)間で
連携
FacebookInstagramTwitterなど、それぞれの良さを活かした投稿し、連携することでスマホ上でユーザーが回遊することで自社商材や情報に接点を随時もつことができる。
例えば、Facebookで新しい投稿をした場合、Twitterで紹介内容をツイートし拡散する。
メインメディアへの
流入活用
SNSの投稿でメインメディアへリンクで誘導(Webサイト、サービスブログ、ECサイト
  キャンペーン フォロワーを増やすタイプや、顕在顧客(ファン)が喜ぶタイプのキャンペーンを、商材や自社アカウントの状況をみて実施。
  SNS広告 SNS広告の実施することで、そのSNS自社アカウントへの認知・流入強化となり、さらに「ペイドメディア」として活用できる。

SNSマーケティングのメリット

・各SNS上での検索対象になる公式アカウント

Twitterで最新情報や、Facebookで企業アカウントを検索される場合、Webでの検索(オーガニック検索)結果が上位であっても検索対象にはなりません。 オーガニックインプレッションや、オーガニックリーチとなる公式アカウントからの投稿が必要とされるところです。

・顕在ファン強化(ブランディングにつなげる)

商品やサービスに好意をもっているファンが、公式アカウントから直接リプライなどの反応されることで高揚感を味わいます。このような直接の接点はフォロワーにならずとも、好感が持てるきっかけとなります。地道な運用ではありますが、多くのSNSユーザーに返信対応の状況がSNS上で閲覧され、自社SNSのアカウントだけでなく自社商材への好感が湧くきっかけとなります。

>>関連ブログ記事:データにみるSNS運用のメリット(SNSマーケティング)
中小企業から返信をもらった人々のうち83%がその企業に好感を抱いています。

・認知・拡散

上記のつづきですが、公式カウントが真摯にファンと対応している内容を、他SNSユーザーに閲覧されることで、潜在ユーザーを顕在化となる可能性が高くなります。 また、ユーザーが気に入った投稿にシェアや、リプライし転載することで表示回数が増え拡散に繋がります。

SNSマーケティングのデメリット(運用の注意点)

・運用の継続

Webマーケティングとは違いSEO対策をし検索されるキーワードを、検索結果の上位に表示させるための工夫です。SNSマーケティングは、少しポイントが変わってきます。それは、そのアカウントの最新のものが最適化され、各SNSユーザーに表示されるため、SNSには定期的かつタイムリーな運用も必要となるところです。 各SNSごとに1日の最適な投稿数は変わってきますが、長期にわたり投稿するリソースと、投稿プランを立てることが重要です。

・コンテンツの工夫

SNSのカジュアルな領域で、ビジネスライクが過ぎるとSNSユーザーは興味を持ちません。公式情報以外は、基本的にはSNSでは楽しいコンテンツが好まれます。ただのお知らせ掲示板になることは避けるよう投稿に工夫が必要です。

・炎上とリスクマネジメント

投稿する内容が炎上する場合もあり得ますが、事件や自然災害時の企業アカウントとしての対応方法を事前に策定することをお勧めします。

 

企業のKGIをサポートするKPI

SNSは利益に直結していないのでは?!という声も多く、SNSマーケティングへの不信感を持たれるため予算も確保しにくく、その割に早期に結果を求められがちです。
そのためSNS担当者は、公式アカウントが何に結果を出したのかを説明し報告することも大変な点だと思います。 各SNSではデータ(インサイトデータや、アナリティクス)が異なるため、今回は詳細を省略しますが、社内で報告する際のポイントは下記のようになります。

「フォロワー」「フォロー」数だけではない

たしかにフォロワー数は大切な指標ではありますが、実際には、フォロワー数が増えることが重要ではなく、どのような反応を自社アカウントが得ているかを指標にすることでSNSの活用方法が変わります。

イメージ画像:Twitterアナリティクス画面例

オーガニックインプレッション・オーガニックリーチ

先に触れたとおり、Web以外でSNS上で検索されたり、SNSユーザーに接触(閲覧)されたことが分かるを重視してください。あまり閲覧表示されなかった投稿をしていたかどうかも確認し今後の投稿内容に活かせることができます。Facebookインサイトデータや、Twitterアナリティクスで、結果が確認できますので、毎月確認してはいかかでしょうか。

ファンからの反応(いいね、リツイート

画像や動画投稿ではABテストを重ねることも可能ですし、どの投稿か反応を得られたかをチェックすることで、商品画像なのか、マス広告との連携なのかにより拡散力の改善にもつながります。

他オウンドメディア、Webサイトへのリンク誘導(Googleアナリティクス)

自社WebサイトやサービスECサイトなどのGoogleアナリティクスの「集客>参照元ソーシャルネットワーク」で表示されるデータにより、どのSNSからWebサイトへ流入があったかを確認できるため、SNSの貢献度も確認できます。

イメージ画像:Googleアナリティクス流入画面例

まとめ:SNSユーザーが増えたことは事実、その対策が必要

SNSマーケティングが必要とされるのは、マス広告と比べると身近にあるデバイスとしてはスマホが強く、また最新情報や公式情報をSNSで検索するユーザーが増えているため、避けられない状況となっているからだと思います。
まずはオーガニックリーチ・オーガニックインプレッションを意識した、SNSマーケティングをスタートしてはいかがでしょうか。

adishではSNSマーケティングの基盤となるSNS運用のサポートをご提案しています。

デジタルマーケティングの一つとして、SNSマーケティングを実施することとなった場合、 SNS担当者が全て対応するには難しくリソースの問題は避けて通れないものです。
何かお困りのことがありましたら下記のお問合せフォームよりご連絡いただければ幸いです。

4Pとは? マーケティングミックスの意味と考え方を解説

4Pとは? マーケティングミックスの意味と考え方を解説
 
今回は、マーケティングの教科書では必ず紹介される「4P(読み方:ふぉーぴー/よんぴー)」について解説いたします。
マーケティングに興味をお持ちの方なら一度は耳にしたことがあるはずです。
 
まずはじめに、声を大にして言いたいことがあります!
 
マーケティング”は販促・プロモーション活動
だけじゃない!
マーケティング=販促活動』と勘違いしている方も多いですが、実際には、製品開発から販促に至るまでのそれぞれのプロセスにおいて、“マーケティング”施策が必要になってきます。

マーケティングフレームワーク、「4P」とは?!

4Pとは、企業が商品やサービスを販売するために使用されるマーケティング要素を組み合わせたものです。
 
特に着目すべき4つの要素の頭文字になっています。
 
マーケティングミックスとも呼ばれることもあり、効果的に市場へ商品・サービスを届けるために活用します。
4P マーケティングミックスとは
 

マーケティングの4Pは、4つの戦略

4P
戦略
説明
Product
商品戦略
ターゲットに対して、どんな商品・サービスを売るのか。売れるためにどう差別化していくかのコンセプトづくりが重要です。
Price
ターゲットにいくらで届けるのか。高価格帯で攻めるのか低価格帯でいくのかの価格設定。
Place
流通戦略
ターゲットにどのような経路や手段で届けるか。店舗、卸、通販、ネットなど最適な流通を考えます。
Promotion
販促戦略
ターゲットにどのように商品の存在や特徴、魅力を知らせるか。広告、広報、ホームページ、SNS、キャンペーンなどでの販売促進策。
 
4Pの要素を総合的に考えながら戦略を立案する
 
なお、4Pは、個々の要素をバラバラに考えてしまっては整合性がとれません。
 
例えば、高級なワインを高いままディスカウントストアで販売しても、狙った顧客層に届けにくいように、4Pは一貫性やバランスがとれていなければ成功する可能性は低くなってしまいます。
 
自社の製品・サービスは、4Pのどこが強みで、どこに課題があるのかを分析して戦略を整えていくことが重要です。

4Cとは~買い手目線へ変換して考えることも必要~

「4P」は、売り手目線のマーケティング理論です。これに対して、買い手目線でマーケティングを考えた「4C」という理論もあります。
4P
売り手視点
⇔ 4C
 買い手視点
説明
Product
製品
⇔ Customer Value
 顧客価値
Product(製品)は、顧客のニーズをとらえ、価値のあるものになっているか?を確認しましょう。
Price
価格
⇔ Cost
 コスト
Price(価格)は、顧客にとってはコストであり妥当な価値があるか? コストは、価格だけでなく時間コストも考慮すると課題が浮き彫りになります。
Place
流通
⇔ Convenience
 利便性
Place(流通)は、顧客にとって利便性があるかどうかです。単に“場所”ではなく“買いやすさ”を追求することが大切です。
Promotion
プロモーション
⇔ Communication
 コミュニケーション
Promotion(広告)は、一方通行で終わってはいけません。顧客に売り込みをかけるものではなく、納得させることのできるコミュニケーションになっているかを考えましょう。
 

ホームページ運営での4P・4Cの活用方法

ホームページ担当者なら競合分析は必須
 
今の時代、買い手の立場では、ネット検索すれば簡単に比較検討することができます。
 
私たちホームページ運営者側は、このことを強く意識しておかなければなりません。お客様が何を基準に他店と比較検討しているのか?
 
これを知るためには、競合サイトを客観的に分析することが近道です。
 
まずは、検索エンジンで自身のサイトよりも上位表示されるサイトと比較してみるのです。

自社の強みは何か→強みは作ることができる

自社の強みは何か→強みは作ることができる
 
例えば、同じ商品を扱っている競合サイトが、自社よりも安い価格設定だとします。
 
同じ商品であれば、買い手は安いほうを選ぶのが自然ですが、実際にはそれだけで勝敗は決まりません。
 
価格はひとつの要素に過ぎないからです。皆さんが消費者の立場で実際に商品を選ぶ際は、価格以外にも、サイトの信頼性や品揃え、納期、決済、配送方法などもきっと比較しているはずです。

サイトに情報を掲載する際に、メーカーカタログをスキャンして載せただけでは、同じ商品を扱う競合との間に優位性は生まれません。
 
お客様に「このサイトで申し込みたい」と動機づけが必要になってきます。
 
買い手の立場で知りたい内容を、画像やテキストでしっかり掲載できているかだけでも反応は変わってきます。

ホームページに閲覧者が知りたい情報を充実化させてゆくと、検索エンジン経由のアクセス数も増加していきます。
Googleは“ユーザーに役立つコンテンツを高く評価する”とのポリシーを貫いています。)
 
この結果、SEO対策の強化にもつながります。
価格の安い競合サイトよりも上位表示されれば、それだけで勝率は上がっていくでしょう。

また、最近では検索エンジンを使わない層もいます。
 
facebooktwitterinstagramなどSNS経由のアクセスです。
 
SEO対策で競合サイトと競っているならば、それに加えて別のチャンネルでもプロモーションを行うわけです。
 
ホームページ運営をベースとして、SNSや印刷物などの展開も合わせていくことで、お客様に優位性を伝えていくと効果的です。
 
※なお、「効果的なコンテンツとは何か」や「Yahoo!Googleの上位を獲得して集客できるコンテンツの作り方」は以下のページで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
  Webコンテンツとは何か? 企業ホームぺージのコンテンツ作成を基礎から徹底解説!
Webコンテンツとは何か? 企業ホームぺージのコンテンツ作成を基礎から徹底解説!
「Webコンテンツとは結局何なのか?」「検索エンジンSNSからのアクセス数を増加させ、来店・お問い合わせ数を増やすWebコンテンツを作成するには、どうすればいいのか?」を初心者にもわかりやすく解説します。
 アクセス数を増やせる、良質なSEOコンテンツの作り方を徹底解説!
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ホームページ制作会社やSEO業者から、SEOコンテンツを作れと口を酸っぱくして言われているけど、結局何をすればいいのかわからず、途方に暮れている…。そんな方のために、初心者でも簡単に検索上位が獲れて、売上げも増加できる良質なSEOコンテンツを作る方法について、わかりやすく解説します。

まとめ

4P立案後はPDCAを継続的に回していくことが重要
 
4P・4Cは、マーケティング手法のひとつでしかありません。
 
競合や顧客の環境は常に変化していますから、一度4Pや4Cで分析して戦略を立てたからと安心してはいけません。
 
4Pや4Cを活用していくには、何度もPDCAを回していくことが大切です。
 
実際のホームページのアクセス数や、お問い合わせなどのコンバージョン数を計測しながら、改善を進めていきましょう。

初心者は覚えておくべき。ウェブマーケティングの基礎知識。

Webマーケティングとは?

Webマーケティングはその名の通り、Webを中心に行うマーケティング活動をいいます。Webサイトに人を呼び込み、販売やブランディングを促進するための活動です。あえて限定的な言い方をすれば、Webで行うプロモーション活動です。最近は、スマートフォンのアプリなどのメディアの浸透に伴い、さらに幅を広げたデジタルマーケティングという言葉も広まっています。

 

なぜWebマーケティングが必要?

Webサイト運営の目的は実績を得ること

Webサイトを運営する目的は、何らかの実績(コンバージョン)を得ることです。ECサイトであれば、商品を売ること。ブランドサイトであればブランドを認知してもらったり、より良い印象を持ってもらうことなど。 ただ、世の中には、自社の運営するWebサイトと競合するサイトが多数あります。Webサイトを運営しているだけでは、実績は上がりません。

マーケティング視点で見たサイト運営上の重要ポイントとは?

サイト運営上の重要ポイントは様々ですが、代表的なものに以下のようなものがあります。

  1. 商品・サービスを理解し、魅力を的確にアピール
    → 攻めるべき方向、他社との差別化ポイントを理解しているか?
  2. 良質なユーザーを呼び込む
    → ユーザーのニーズが自社の商品とマッチしているか?

上記を実践する上で必要となるのが、マーケティングスキルです。
例えば、自社の「強み」や「ポジショニング」を見つけて、顧客に提供できる「価値を明確化」します。そこからどう進めていくべきかの戦略を立てます。
そして、サイトに「適した」ターゲットを「効率よく」誘導し、「適切」なコンテンツ(商品)を見せます。
その結果、狙ったユーザーに「行動(購入などの目的を果たす)してもらう」ことができます。

効果判定がしやすい

Webマーケティングに注目が集まる理由は、アクセス解析・分析にヒントがあります。
結果をデータ(数値)として明確に出すことができるので、広告などのマーケティング施策の効果判定がしやすいということです。効果判定がしやすければ、効果が高いものにはもっと予算をかけられますし、効果が低い施策は取りやめて次の施策を打つといったことがスピーディーに行えます。
数値でのレポーティングもしやすいので、予算もつけやすくなります。

 

Webマーケティングの実際の業務

Webマーケティングのステップ

Webマーケティングの代表的な活動は以下のような3ステップで行われます。

  1. マーケティング戦略を立てる
  2. 集客する(SEOSNS/広告など)
  3. 体験させる(コンテンツなど)
  4. アクションをおこさせる(購入する/問い合わせなど)

適切な戦略を立てる

まずは、目標を明確にし、マーケティングフレームワークを活用して、適切な戦略を立てましょう。
戦略を立てたら、まずはWebサイトに来てもらわなければなりませんので、集客します。この際、ただ多くの人を集めるのではなく、なるべく購入や問い合わせをしてくれそうな人を呼び込むことが重要です。
集客には、検索エンジンSNSへの広告出稿、コンテンツにSEO対策を行って検索から流入させるなどの手法があります。

コンテンツの重要性

集客はできてもコンテンツが魅力的でないとすぐに離脱してしまいます。ユーザーが魅力的に思うコンテンツを用意しましょう。その際、女性向けなので柔らかなイメージにするなど、単に見た目が綺麗なページを作ることだけを考えてはいけません。もちろん見た目は大変重要ですが、サイトとしては購入する体験をデザインすることが大切です。
第一にコンテンツ自体の魅力(価値)を高めること。ユーザー視点になって考えてみてください。自身でも何かを検索したことがあるはずです。その時に有用だったページはどのような構成になっていたか?、文字の大きさは?、文章の読みやすさは?記事に独自性があったか?など、意識してみてください。
その他には、決済方法を多種類用意する、購入ボタンの適切な位置への配置など、見た目以外の部分にも配慮しましょう。
また、入力フォームの使い勝手も重要です。入力欄が多すぎたり、狭かったりなど、ユーザーが途中で面倒に思わないようにしましょう。

コンテンツマーケティング

商品そのものの情報の他に、関連する情報を掲載しておくのも効果的です。商品購入を後押ししてくれるようなコンテンツです。これはコンテンツマーケティングと呼ばれ、サイトのテーマに関連し、かつユーザーにとって興味関心のあるコンテンツを用意します。そのコンテンツに検索エンジンから流入させることによって、間接的に商品ページに誘導する手法です。

キャンペーン

何らかの結果を得るために行う施策の単位は、キャンペーンと呼ばれます。キャンペーンという言葉は知らない人はいないと思いますが、この場合は、目的や実施時期別の施策の単位といったところでしょうか。
例えば、新製品が出た/年度末なので目標を達成したいなど、目的に応じて行う施策の単位がキャンペーンです。Google広告などのWeb広告を打つ際などは、このキャンペーンが一番上の階層で管理されますので、意味や使い方を覚えておきましょう。

コンバージョン

キャンペーンで行う具体的な行動は、下記のようなものが挙げられます。

キャンペーンは「コンバージョン」獲得を目的に行われます。コンバージョンとは、顧客がWebサイトで行った商品購入などの行動のことです。
代表的なコンバージョンの種類には以下のようなものがあります。

これ以外にも、キャンペーンの目的が「情報をなるべく多くの人に見せたい」というような場合には、ページの閲覧数をコンバージョンに設定することもあります。

アクセス解析

施策がすぐにうまくいくとは限りません。施策を打ったら、アクセス解析を行い、問題点を発見したり、良い部分を伸ばすなどの改善を行います。 アクセス解析を行うソフトウェアは「Google Analytics(以下GA)」が代表的です。無料で利用でき、豊富な機能があります。 GAで取得できる情報には、以下のようなものがあります。

  • ページビュー
  • 訪問(セッション)数
  • 直帰率
  • 回遊率
  • ユーザーの閲覧環境(端末やOSの種類など)
  • 流入経路

上記はあくまでも数値のデータですので、この数値を分析し、改善ポイントなどを発見して、次の施策につなげていきます。

 

目標を設定しよう

KGI・KPIとは?

マーケティングを行うには目標設定が必要です。
目標設定の指標には「KGI」と「KPI」がよく使われます。 KGIとは「Key Goal Indicator」の略です。日本語では「重要目標達成指標」と訳されます。 経営課題が「売り上げの伸び悩み」だった場合、例えばKGIには「売り上げ120%アップ」といったように具体的な数値目標を立てます。
KGIを達成するには、それなりのハードルがありますので、目標にたどり着くには長い道のりです。 そこで目標達成に必要な途中経過にも「KPI」と呼ばれる目標を設定します。KPIとは「Key Performance Indicator」の略です。日本語では「重要業績評価指標」となります。途中経過であるKPIを達成していくことで、最終的にKGIを達成しようというものです。

わかりやすい例では、以下のようなものがあります。

KGI(重要目標達成指標)

  • 「売り上げ120%アップ」を達成するために

KPI(重要業績評価指標)

  • Webサイトへの流入を120%増やす
  • 会員登録数を5%増やす
 

分析・改善とレポーティング

結果をレポーティングして振り返る

施策は必ずうまくいくとは限りません。アクセス解析ソフトで取得したデータを分析して、仮説を立てながら改善していくことが重要です。
その際、施策の結果として、アクセス解析ソフトで取得したデータやコンバージョンの結果を、レポート用にまとめます。その際にはソフトウェアの操作スキルも必要です。マーケティング施策の結果のレポーティングには、Microsoft Excelがよく使われます。GAなどのログデータはcsv形式でダウンロードできます。そのデータから必要な要素を取り出しグラフ化するなどして、改善するべきポイントを可視化します。あらかじめ設定したKPIが達成されているかどうかも、レポートしましょう。また、Googleの提供するGoogleデータポータルもお勧めです。GAのデータを書き出すことなく連携できますので、リアルタイムにデータを可視化できます。
レポーティングはその次に進むための資料として重要です。KPIやKGIを達成できているかなど、レポーティングすることによって、自身の振り返りに役立つのはもちろん、チームで課題を共有することができます。